妊活に不可欠なビタミンD
ビタミンDはどうして重要なの?
もくじ
ビタミンD
ビタミンDという名前はよく知られいますが、どのような働きをするかご存知ですか?
妊活だけではなく、様々な役割を担っているビタミンDについて説明します。
ビタミンD紫外線を浴びる事で皮膚合成されるビタミンで、季節によって変動があると言われています。
妊活中に限らず女性の80〜90%が不足していると言われています。

ビタミンDは脂溶性ビタミンで、これを天然に含む食品は非常に限られています。
脂肪性の魚(鮭、マグロ、鯖など)の身や魚肝油は最良の供給源です。
イクラは鮭の身よりも多く含まれています。
また、牛レバーや卵黄、キノコ類にも含まれていますが、少量でばらつきがあるといわれています。
紫外線を浴びる事で皮膚合成されるとありますが、日焼け止め剤を使用する事でビタミンD合成を左右する要素になるとされています。
ビタミンDの働き
ビタミンDは消化管でのカルシウムの吸収を促し、骨や歯を丈夫にするのに役立っています。
その他、細胞成長、神経筋機能および免疫機能の調節、炎症縮小などもあげられ、糖尿病の予防、心臓血管疾患の予防にも役立つと考えられています。
妊娠、授乳期のお母さんのビタミンD濃度が、小児期や思春期の成長にも影響があるとされています。
日光浴がビタミンDの合成のために良いのは分かりますが、女性は紫外線を浴びるとシミの原因なるので、日焼け止めは必須です。
そのため、どのぐらい紫外線を浴びればいいのかも分かりません。
また、毎日の食事から必要量を満たすのもとても大変です。
足りないとどうなるのか?
骨粗鬆症ビタミンD不足により、カルシウムの吸収量が低下することによって、骨粗鬆症を発症します。カルシウムとビタミンDの長期的な不足の結果発症すると言われています。
適切な量のビタミンDを体内に貯蔵することによって、丈夫な骨を維持できます。
これ以外にも、ビタミンDが不足することで様々なリスクがあります。
今回は妊活をする上でどのような影響があるか、次でみていきましょう。
不妊治療とビタミンD
ビタミンDは不妊治療に深く関わっているといわれ、以下のような報告があります。
- 40歳以上の女性では血中ビタミンD濃度が高いほどAMH(卵巣予備機能)が高いといわれている。
- 卵胞液中のビタミンDの濃度が高い女性ほど、体外受精の妊娠率が高い。
- PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)の女性はビタミンD不足が多い。
上記の報告は不妊治療を受けられてる方の統計で報告されているものです。
記事を書きながら私も、もっときちんと知っていて、対策すれば結果は違ったのかな・・・
などと考えてしまいました。
そう言われてみれば、先生から「30は欲しい」と言われていました。
ビタミンDの理想値は30ng/ml以上とされ、最近ではサプリメントが手軽で多用されます。
妊娠中も出産後もビタミンDを継続することが推奨されています。
サプリメントを利用されるなら、1日の摂取量の目安は50μgといわれています。
現在は妊娠活のサポートに様々なサプリメントが販売されていますので、妊活のための体作りに、ご自分にあったものを選んで活用されてもいいんじゃないでしょうか。
下にいくつかリンクを貼っておきます。
葉酸と一緒に取れるものが便利かもしれませんね。
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治療を受けられている方は、血液検査をしたことがある方が多いと思います。
そちらの結果を参考にされたり、医師に相談されてもいいかもしれません。
ビタミンDは妊活だけではなく、成人病予防や、老後の為にも継続的に意識して取りたいですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。